競輪でボックス買いする際のコツを伝授!買うレースを見極めることが重要

競輪ファン 競輪 車券

競輪の車券において、種類だけでなく効果的な買い方があります。
例えば、流し車券とは1選手を選んで複数の選手に流して購入するという方法があります。
他にも、フォーメーション買いなどの方法もありますが、より実用的な買い方としてボックス買いがおすすめです。
ボックス買いとは、以下のような特徴のある購入方法となります。

  • 的中率を高めることができる
  • 人気薄の選手が絡むと万車券も狙える
  • 的中率が高いので初心者向けの購入方法

では、ボックス買いとは具体的にどのような購入方法なのでしょうか?
この記事では、ボックス買いについて詳しく解説します。

競輪のボックスとは選手を選んで全通り購入する方法

練習

ボックス買いとは、選んだ選手に対して、各車券で全通りの組み合わせを購入する方法のことを指します。
例えば、1,2,3番の選手を2連複で購入しようとした場合、以下の買い目が発生します。

  • 1=2
  • 1=3
  • 2=3

もし1番車が車券に絡めなくても、2,3番の選手が好走すれば2=3の買い目が的中となるのです。
1選手軸で購入した場合、その選手が好走できない時点で外れるのですが、ボックスの場合は他の選手が好走することで的中できるのが魅力的です。
ボックス買いは購入方法のテクニックですので、ボックス馬券などの名称で販売されているわけではありません。
基本的に、どの投票システムでもボックス買いに対応しており、車番や枠番を選ぶだけで買い目を生成することができます。
もちろん、ボックス内の購入金額は同一ではなく、強弱をつけて購入可能です。
ボックス買いで注意したいのは、購入点数がわかりにくい点があります。
点数をまとめると、以下のようになります。

2点 3点 4点 5点 6点 7点 8点 9点
2枠複 1 3 6 10 15
2枠単 2 6 12 20 30
2連複 1 3 6 10 15 21 28 36
2連単 2 6 12 20 30 42 56 72
3連複 1 4 10 20 35 56 84
3連単 6 24 60 120 210 336 504
ワイド 1 3 6 10 21 21 28 36

3連単の全通りボックスでは、504点も購入しなければなりません。
逆に、購入する選手を減らせば格段に点数を抑えることもできます。

競輪ボックスを当てる5つのテクニック

ドーム

競輪において、ボックス買いは有効的なテクニックともなりますが、闇雲に購入しても的中できません。
以下のようなコツがあるので、しっかり押さえて購入しましょう。

ワイドの3選手ボックス買いで的中率と回収率を高める

競輪の車券の中でも、特殊性の高い車券としてワイドがあります。
ワイドとは、3着以内に入る2選手を的中させる車券です。
他の車券と違って的中できる範囲が広いことから、とても人気がある車券となっています。
的中させやすいことから、競輪初心者にも人気ですし、プロの予想家もこぞってワイドを購入しています。
そのワイドならではの傾向として、ボックス買いしたすべての買い目が的中するケースがあるのです。
具体的には、3選手をボックスで購入して、その3選手が3着以内を独占した場合、3通りの買い目がすべて的中するのです。
これは、他の車券にはないものであり、ワイドならではの醍醐味でもあります。
もし3着以内を独占しそうな組み合わせがあった場合、積極的に3選手ボックスで購入してみましょう。
また、人気薄の選手を絡めて購入すると、思わぬ高配当も狙えますよ。

同じラインの選手をボックス買いする

競輪の鉄則として、ラインという考え方があります。
ラインとは、主に同じ都道府県やエリアなどで形成するチームのようなものです。
他の公営競技は、個人で成績を競う傾向にあるのに対して、競輪ではガールズケイリンを除いてラインを組むことが許されています。
ラインでは、基本的に先行する選手がいて、その後ろに番手、差しなどの選手が控えます。
競輪の傾向として、先行選手が有利になることが多いのですが、まれに捲りが決まって差して勝利することもあるのです。
どちらにせよ、同じチームでラインを組んで自分たちに有利な展開に持ち込んで勝利を目指しています。
これもあって、同じラインで決まるケースが多く、単純に同じラインの選手をボックス買いすると的中率が高まるのです。
ただ、絶対にライン同士で決まるわけではなく、まれにスジ違いと呼ばれる異なるライン同士で決まるケースもあります。

人気薄の選手を絡めてボックス買いする

特に3連単において有効的なのが、人気薄の選手を絡めたボックス買いです。
基本堅そうな組み合わせに、3着以内であれば入りそうな人気薄選手をボックスに入れることで、的中率と回収率の両方を期待できます。
人気薄のボックス買いで特においしいのが、人気薄選手が1着になった場合です。
もしフォーメーション買いで3着にしか押さえていなかった選手が勝利した時ほど、悔しいものはないですよね。
また、人気薄が上位に来れば来るほど、配当妙味があるのです。
場合によっては、簡単に万車券も狙えるのが魅力的です。
ただ、どうしても買い目が増えていしまうので過度に狙いすぎるのではなく、点数も意識して狙ってみましょう。

3選手の3連単ボックスで的中率をアップ

ボックス買いの弱点である点数の増加を防ぎつつ、的中率を高める方法として有効的なのが、3連単で3選手ボックス買いする方法です。
3選手のボックス買いであれば、6点で済みますので痛手も少ない購入方法となります。
もし少しでも人気のない選手が上位に入ることで、おいしい配当も期待できます。
均等買いするだけでなく、買い目ごとに強弱をつけて購入すると、より効果を発揮します。

消去法で車券を購入する際に使用する

どうしても難しくて絞りきれないというレースもあるのは事実です。
ただ、おいしい配当を狙うことができるレースであれば、積極的に狙いたいですよね。
そこで、狙い方としてはこの選手は来ないという選手を消して、それ以外に残った選手をボックス買いするのもおすすめです。
きちんと予想して着順を予想したいという方にとっては不本意かもしれませんが、的中率という観点では合理的な方法です。

競輪ボックスが当たらない3つの原因

バイク

的中率を高めることができるボックス買いですが、それでも当たらないという可能性があります。
もし当たらないという場合は、以下の点に問題がないかをチェックしましょう。

穴狙いしすぎる

ボックス買いでは、どうしても高配当を狙いたいと考えて、人気薄選手を多く入れるケースがあります。
確かに、人気薄選手が上位に来れば万車券も狙えるかもしれませんが、そんなに競輪は甘い競技ではありません。
過度に穴狙いしすぎずに、実力のある選手を中心として人気薄選手を少し絡める程度で購入しましょう。

点数を増やしすぎる

ボックス買いで、特に3連単で注意したいのは点数を増やしすぎてしまうことにより、トリガミになるケースです。
せっかく的中したとしても、トリガミしてはあまり意味がありません。
また、的中しなかった場合は最悪で、資金を大きく減らす結果となってしまいます。
3連単では、多くても4選手ボックスくらいにとどめて購入するのがおすすめです。

オッズばかり気にして購入する

競輪において、オッズを意識して購入することは悪いことではありません。
ただ、オッズだけ見て結果が決まるわけではありません。
このオッズでは購入できないという考えは捨てて、あくまでも車券に絡む可能性が高い選手をピックアップして購入しましょう。

競輪ボックスで稼ぐコツは実力選手と人気薄選手の組み合わせ

競輪においてボックス買いする際には、基本的に勝つ可能性が高い選手と人気薄の選手も絡めて買い目を決めることが重要です。
これで、回収率と的中率のバランスを保つことができます。
ボックス買いを極めて、おいしい車券をゲットしましょう。